パパ活とは
パパ活とは、一言でいうと女性が『援助をしてくれる男性(パパ)を探す活動』のことを指します。
パトロンや援助交際という言葉もありますが、少し意味が異なるのでわかりやすいように表にしてみました。
パパ活 | パトロン | 援助交際 | |
金銭的援助 | ◎ | ◎ | ◎ |
肉体関係 | △ | × | ◎ |
性別 | 女性 | 男女 | 女性 |
金銭的支援は共通していますが、肉体関係や性別では異なります。
現代の援助交際といわれるパパ活ですが、必ずしも肉体関係ありでお金をもらっているわけではありません。
また、援助交際は肉体関係の対価としてお金を受け取ることが目的な為、売春とみなされ違法行為になります。
パパ活が行われている地域は東京・大阪・名古屋など大きい都市がやはり多い印象でしたが、近ごろはパパ活アプリやサイトのサービスの普及から地方都市でも確認できるようになりました。
パパ活相場!何をしていくらもらえるの?
ここで気になるのが、“パパ活でいくらもらえるのか?”という点です。
これはパパ活女子と相手パパとの相談によって決まるので一概にはいえませんが、一般的な相場はあります。
また、パパ活の内容によって援助額は異なりますので順番に解説します。
顔合わせ
顔合わせとは、パパ活アプリで知り合った男女が初めて会う際に、まずは顔合わせとしてカフェなどで会うことです。
アプリ上では顔やプロフィールがわかっていても、実際会うと「なんかイメージと違う…。」なんてことは日常茶飯事です。
そこでまずは顔合わせということがされているわけです。
食事(飲み)
顔合わせをして、お互いに良ければそのまま食事や飲みに行くケースもあります。
飲食店のお会計は基本的に男性が支払って、食事を共にしてくれたことでお手当をもらいます。
デート
デートと言っても、パパ活女子と相手パパとの年齢が離れているケースがほとんどなので、買い物やドライブが多いのが特徴です。
肉体関係(エッチ)
援助交際とは違って、パパ活は必ずしもエッチありとは限りません。
しかし相手パパはエッチを求めてくる方が多いのも事実。
お互いの同意の上で関係をもちますが、その対価はパパ活の中でも最も大きい金額となります。
※相場感は地域や女性側の拘束時間によっても金額は変動します。
その他には月極(定期)で会うことが決まっているケースもあって、その場合だとひと月で30万円以上を受け取ってるケースもあります。
パパ活女子からするとそれだけで生活していくこともできるので、仕事感覚でパパ活をしている女子も珍しくありません。
どんな人がパパ活をしているの?
パパ活男性の特徴
パパ活男性の1番の特徴は金銭的に余裕がある方です。
パパ活女子との交際費がかかりますので当然といえばそうですね。
職業別では経営者や会社役員など時間に余裕のある方が多い一方で、サラリーマンの方も珍しくありませんが、比較的高所得者といえるでしょう。
そんなパパ活男性に共通していえるのは、女性に対して食事をごちそうしてあげたりプレゼントをしたりする事が好きな方です。
パパ活女子の特徴
パパ活女子は、多くが20代の女性でルックスが良いのが特徴といえます。
数多くのマッチングアプリがある中で、ルックスのレベルが1番高いことは実際にみていただければ理解していただけると思います。
職業別ではOLや会社員、フリーターやアルバイトが多い中、数少ないですがモデルなどの芸能関係のパパ活女子も存在します。
実際のパパ活カップル
実際にどのようなカップルが誕生しているのか、一般的によくみられるのが次のパターンです。
- ♀23歳 女子大生と♂42歳 会社経営者
- ♀28歳 アルバイト女性と♂54歳 医師
- ♀25歳フリーター女性と♂42歳 会社経営者
パパ活女性の約7割が20代の女性です。
30代40代のパパ活女子がいないという事はありませんが『パパ活』というワードから20代の女性がパパのような年齢の男性に支援してもらうというイメージが強いです。
パパ活は危険じゃないの?
男女の出会いや交際では危険がまったくないとはいえません。
とはいえ対策をすることで、リスクを最小限におさえることができます。
パパ活女子にある危険とリスク
女性は男性にチカラでは敵いませんし、お手当を上げるからといって何でも要望してくる地雷パパもいます。パパ活をする際、自分を守るためにも女性は慎重に選ぶ必要があります。
お手当が話していた内容と違う
お手当の援助額がメッセージでやり取りしていた金額とは違う額で渡されることがあります。
話が違う時点でハズレパパですが、その際の相手パパからのいいわけは「思っていた子とは違った」と。
パパの見極めは大事ですが、初心者のパパ活女子の失敗でよくみられるプロフィール写真をモリモリに盛っているのは、「写真とぜんぜん違うじゃん」となってしまうので、パパ活女子側にも注意が必要です。
最悪それで手当てをもらえずに別れるケースも中にはあるので、プロフィール設定は背伸びしすぎない内容をおすすめします。
出会ってすぐホテルに誘われた
相手パパの中には、顔合わせで気に入るとすぐ肉体関係を求めてくる方がいます。
それだけなら断ればいい話ですが、あの手この手を使って巧妙にホテルに連れ込もうとしてくる相手パパもいるので注意です。
気づいたらホテルに入ってしまったという事にならないように、待ち合わせ場所をはじめに聞いて、一緒に移動するようにしましょう。
相手パパが車に乗せようとしてくると密室ですし、車でどこに連れていかれるか危険なので、そんな状況に遭遇したら絶対に断るようにしましょう。
相手パパに依存される➔ストーカーになる
恋人でもいえる事ですが、依存されすぎる事はいい事とはいえません。
パパ活をしている男性に多いのは支配欲に強い男性です。
あなたにお金をチラつかせて、自分の思うようにコントロールしてくる男性には注意してください。
王様とメイドのように一度できあがった関係性はそう簡単にはひっくり返りません、こちらが拒否しようものなら圧力や暴力をしてくる可能性だってあります。
エスカレートするとストーカーにもなりえるので、はじめから一定の距離感を保つことがお互いの為にもなります。
パパ活は男性側にもリスクと危険性がある
女性の方が危険性があることは間違いありませんが、男性にも危険がないわけではありません。
可能性としては低いですが、油断をしていると足元をすくわれてしまいます。
お金を盗まれた
援助交際の時にシャワーを浴びてたら相手の女性に財布を持って逃げられたなんてことを聞いたことあるかもしれませんが、一昔前には実際にあった話です。
パパ活でも同じことが言えますが、出会ったばかりの相手を信用することは極めて危険です。
あらかじめ貴重品は預けるか、必要最低限しか持たないようにすることをおすすめします。
風俗業者の女の子だった
素人の女の子かと思いきや、待ち合わせ場所にいくと見知らぬ男性が出てきて、話を聞いてみるとデリヘル業者だったなんてことも増えてきています。
相手と会うことを楽しみにしている側としてはとても残念な気持ちになりますよね。
実際にやり取りをしているのは、その女の子の場合が多いので見分けをすることが困難ですが、すぐにホテルにいこうとする女の子は注意したほうが賢明かもしれません。
出会う場所が大事!掲示板やSNSはNG!【アプリや専用サイト推奨】
男女ともにいえることですが、出会う場所でリスクをぐんと減らすことができます。
後述しているパパ活アプリやサイトは比較的安全性が保たれていますが、掲示板やSNSでの出会いは危険性が高いです。
掲示板は不特定多数の方が利用していて、本来男女の出会いを斡旋する為に必要である許可を取ってなかったり、利用者の確認(年齢など)をしていない場合がほとんどなので、いわば無法地帯となっています。
SNSのパパ活系アカウントはビジネスアカウントが多く存在しています。何らかの商材に誘導することを目的としているので、実際に出会うことは難しく、出会えても逆にグレードが高すぎるパパ活女子しかいません。(お金があり余ってる方はいいかもしれません…。)
掲示板やSNSに共通していえるのは、第三者機関(アプリやサイト運営側)がいない為、安心して出会える媒体ではないということです。
パパ活に違法性はないの?
結論からいいますとパパ活は援助交際とは違い、違法性はありません。
しかし、違法になる場合もありますのでしっかりと解説していきます。
パパ活は売春ではないの?
違法性として考えられるのは、『売春』です。
売春とは…
売春(ばいしゅん)とは、対価を得る目的の性交である。「春(情愛の比喩)を売る」ためにそう呼ばれる。対価を得る側の性別は問わない。
つまり、対価(お金)を得ることを目的とする援助交際(肉体関係)は売春となり違法行為になります。
しかし、パパ活の場合はデートがメインの目的なので基本的には売春にあたりません。
では肉体関係がある場合はどうでしょうか?
(売春の禁止)
第三条 何人も、売春をし、又はその相手方となつてはならない。
不特定多数の相手と肉体関係を持ち、その対価として金銭を得ていると売春となりますが、裏を返せば特定の相手であれば問題ないということになります。
そもそも違法性があれば、パパ活アプリと呼ばれるアプリがiPhoneのApp StoreやAndroidのGoogle Play ストアでダウンロードできること自体がありえないですよね。
AppleやGoogleの審査をクリアしたアプリのみが、ストアに並ぶようになっています。
パパ活が違法性がある場合
パパ活は基本的には違法性は認められませんが、以下の2つのケースですと違法にあたります。
相手パパが既婚者だった場合
相手が既婚者の場合、肉体関係をもってしまうと民法の不貞行為とみなされ、相手パートナーから慰謝料の請求をされる場合があります。
パパ活女子が18歳未満だった場合
18歳未満は日本の法律では『児童』と定義されています。
肉体関係をもった場合『児童福祉法違反』にあたりますので、処罰が科せられます。
パパ活をどこでしているの?
パパ活をする為に、出会いのツールとして利用されているのはアプリや専門サイトが一般的です。掲示板サイトやSNSもありますが、上述したように危険度や出会うことが難しいのでおすすめしません。
安心して利用できるパパ活アプリやサイト
男女ともに利用するにあたって、最も重視すべきは『安全性』なはずです。
運営側は男女の出会いのサービスをはじめるにあたり、警察に『インターネット異性紹介事業』といって届け出をする必要があります。サービスの内容をあらかじめ警察が確認をして問題なければ認定番号が付与されますので、アプリやサイトのどこかにその認定番号が確認できれば安心して利用できるサービスといえます。
他にも『本人年齢認証』で利用者の確認をすることが必須なので、未成年と出会うリスクがなるなります。
以上のことを踏まえて、安心して利用できるサービスを紹介します。
paters(ペイターズ)
会員数 (累計) |
料金 | インターネット異性 紹介事業番号 |
---|---|---|
100万人 以上 |
【男性】 10,800円〜【女性】 0円〜 |
30170048000 |
パパ活アプリの会員数No.1を誇るペイターズ。
アプリでもWEBでも利用できる使いやすさは、利用者にとってありがたいですね。
パパ活アプリといえば“ペイターズ”というぐらいの知名度なので、登録だけしておいても損はありません。
SugarDaddy(シュガーダディ)
会員数 (累計) |
料金 | インターネット異性 紹介事業番号 |
---|---|---|
50万人 以上 |
【男性】 5,980円〜【女性】 0円〜 |
30150024001 |
アプリはなくWEBのみですが、ペイターズより以前からあるパパ活のパイオニア的サイトです。
サービス内のカレンダーを見ながらデートセッティングが可能だったり、女性からは会員ランクのステータスが確認できるので、いい相手パパと出会いやすいです。
値段もリーズナブルな事から、初めての方にもおすすめのサイトです。
ネットドラマの『パパ活』
実は『パパ活』というネットドラマがdTVやFODで2017年に配信されています。
主演が渡部篤郎氏、脚本は家なき子シリーズでも著名の野島伸司氏が担当していて、なかなか本格的。
パパ側やパパ活女子の心情がリアルに描かれていて、ベースはライトですが、所々ディープなヒューマンドラマになっています。
既にあったパパ活というワードですが、このドラマの配信をさかいにどんどんメジャーになっていく事になりました。
まとめ
パパ活とは2017年頃から普及してきた、『援助してくれる男性(パパ)を探す活動』の事でした。
内容によって援助額が変わり、違法性はなく、注意点を解説しました。
利用するなら掲示板やSNSを避けて、是非紹介したペイターズやシュガーダディで試してみてくださいね。